メラスパンの土台を支える「木質ボード」とは?合板との違いからSDGsの取り組みまで解説

みなさん、こんにちは。
私たちの商品「メラスパン」や「メラフィット」には、パーティクルボードやMDFという「木質ボード」が使われています。今回は、この木質ボードがどんなもので、どんな歴史があり、どう環境にいいのかを分かりやすくご紹介します。
目次
「合板」と「木質ボード」の違い

DIYでよく使われる「ベニヤ板(合板)」は皆さんよくご存じだと思います。
一方で、「木質ボード」と言われるとピンとこないかもしれません。
実は、この2つは作り方も規格も違います。
•合板(ベニヤ板)
丸太をカツラ剥きにした薄い板を、木の繊維の向きが交互に90度になるように奇数層重ねて、熱をかけて接着したものです。
木そのままの性質が出やすいため「JAS(農林規格)」で定義されています。
•木質ボード(パーティクルボードやMDF)
端材や家を壊したときの解体材をチップにして、再利用して作る工業的な板です。
こちらは「JIS(工業規格)」で定義されています。
ほかにもインシュレーションボードやハードボードという木質ボードもありますが、
これらはメラスパンの基材(土台)には向かないため、弊社では主に「パーティクルボード」と「MDF」を使っています。
これらは、低圧メラミン化粧ボードを作るのに必要な「厚み」「密度」「平らさ」があるからです。
パーティクルボードの中身(構成要素)
パーティクルボードの中身は、だいたいこのような割合で作られています。
•木材チップ(約85%) 家の解体材、梱包用のパレット、合板工場や製材工場から出る端材などをチップにしたものです。
•接着剤(約12%) チップを固めるための接着剤です。
•パラフィンワックス(約3%) 製造するときにプレス機の板にくっつかないようにする離型剤であり、水をはじくための耐水剤でもあります。
このように、中身のほとんどがリサイクルされた木でできています。
木質ボードの歴史
木質ボードの歴史は古く、20世紀の初めに欧米で生まれました。日本に入ってきたのは戦後すぐのことです。
昭和40年代の高度経済成長期になると、家がたくさん建てられるようになり、木が足りなくなりました。そこで注目されたのが木質ボードです。
木質ボードには、
•材料を無駄なく製品にできること(歩留まりが高い)
•細い木や、製材工場で余った木(残材・端材)を使えること
という良いところがありました。
今から何十年も前の「大量生産・大量消費」の時代に、すでにリサイクルの先駆けとして、余った木を有効活用していたのです。そしてその技術が、今のパーティクルボードやMDFにも受け継がれています。
木質ボードとSDGsのつながり

日本繊維板工業会によると、木質ボードの製造では以下のようなSDGsに関係する取り組みが行われています。
•体に害のある物質をのぞいた原料チップを使う
•工場で作るときの水や原料を無駄なく使う
•バイオマスボイラーを使い、エネルギーの使用量を減らす
•使う化学物質を把握して、環境への負荷を減らす
•リサイクル木材や、使われていない木を活用する
•木を燃やさずボードとして長く使うことで、炭素を体の中に閉じ込める期間を長くする
•国産の木や、地域でとれた木、間伐材を使って、水を蓄える森を守る
•環境に配慮した資材を提供し、色々な企業や学校などと協力する
木質ボードを作る過程では、このようにたくさんの環境に優しい取り組みが行われています。
こうした製品を日々の暮らしで使っていくことが、ゴミを減らして資源をくり返し使う「循環型社会」への貢献につながります。
弊社では、低圧メラミン化粧ボード「メラスパン®」「メラフィット®」の製造から加工を一貫して行っています。
メラフィットは現在8種類の色柄、メラスパンは、使いやすい色柄を選定し、単色・木目柄併せて常時20種類以上取り揃え小ロット受注にも対応しています。
サンプルは実際に手に取っていただくことも可能です。
サンプルをお送りしておりますのでご興味のある方はこちらからお申し込みください。

