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高メラ?低メラ?「低圧メラミン化粧ボード」を選択する技術的理由を説明します

皆さんこんにちは。

オフィス家具や店舗什器の設計において、表面材の選定は製品の寿命やコスト、環境性能を左右する重要な要素ですよね。
その選択肢が「高圧メラミン化粧板」なのか「低圧メラミン化粧ボード」なのか。
それぞれの特性に基づいた使い分けが意識されているケースは、意外と多くないのではないでしょうか?

今回は、製造メーカーの視点から、なぜ今、設計において「低圧メラミン化粧ボード」を選択することが合理的なのか、その理由をご説明します。

目次

 

構造がもたらす耐久性の違い


 

最も大きな違いは、基材(パーティクルボードやMDF)と表面材がどのように組み合わさっているか、という点にあります。

高圧メラミン: あらかじめ成形された厚さ0.7〜1.0mm程度のメラミン板を、接着剤を用いて基材に貼り合わせます。
低圧メラミン: メラミン樹脂を浸透させた含侵紙を基材に載せ、熱圧成型します。

【設計上のメリット】
接着剤を使用しない一体成型のため、経年劣化や環境変化による「表面の浮き」や「剥がれ」のリスクが構造的に極めて低いのが特徴です。
不特定多数が使用するオフィス家具において、この「剥がれない」という安心感は大きいのではないでしょうか。

 

「環境性能」の優位性


近年のオフィス案件で避けて通れないのが、環境負荷という観点です。ここでも低圧メラミンの構造的特徴が強みを発揮します。

高圧メラミン化粧板の場合、高圧メラミン化粧板の成型をしてから基材を貼り合わせます。
成型と貼り合わせで2段階の工程を踏んでいます。

対して、低圧メラミン化粧ボードの場合はメラミン樹脂含浸紙と基材を熱圧成型します。
1段階で仕上がるため、工数が短縮されています。

【設計上のメリット】
成型時に接着剤を使用しないため、環境に配慮した製品であり、
高圧メラミン化粧板に比べ、貼り加工が不要で工期短縮・加工コストの削減にもつながります。

 

「適材適所」を見極める


もちろん、あらゆる場面で低圧メラミン化粧ボードが優れているわけではありません。
例えば、物の落下などの耐衝撃性が求められるカウンターの天板などには、厚みのある高圧メラミンが適しています。

「メラミン」という言葉を一括りにせず、その製造プロセスや構造の違いを理解して選定することは、製品の完成度、そして納品後の維持管理の質を大きく左右します。

「優れた耐久性」「環境性能」「コスト競争力」
これらを高次元で両立させる「低圧メラミン化粧ボード」という選択肢を、ぜひ次回の設計プランに組み込んでみてはいかがでしょうか。

 

弊社では、低圧メラミン化粧ボード「メラスパン®」「メラフィット®」の製造から加工を一貫して行っています。
メラフィットは現在8種類の色柄、メラスパンは、使いやすい色柄を選定し、単色・木目柄併せて常時20種類以上取り揃え小ロット受注にも対応しています。
サンプルは実際に手に取っていただくことも可能です。
サンプルをお送りしておりますのでご興味のある方はこちらからお申し込みください。

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