就職活動における面接のポイント①―第一印象の重要性―
こんにちは!
人事担当の川﨑です。
2月に入り、高校生は来夏の就職選考に向けて、大学生も3年生の皆さんは本格的な活動に入る頃だと思います。
以前、「自己分析のやり方」をブログで紹介させていただきました。
今回は、面接のポイントについてお伝えします。
「面接が苦手……」という方は多いのではないでしょうか。しかし合否は面接前の第一印象で決まってしまうケースも多々あります。
第一印象を良くする事で苦手な面接をカバーできることもあるので、しっかり意識してくださいね。
それでは、面接に担当者が見ているポイントをご紹介します。
- ・来社時間
- ・来社時の様子
- ・受付時の印象(挨拶、表情)
- ・面接時の受け答え
- ・事前準備の有無
- ・質問の内容
- ・見学時の様子
ポイントは、「第一印象が重要」という点です。
面接で上手く話せるかは大事ですが、面接が始まる前の行動にも気を配らなければなりません。
なぜなら、「素が最も出やすいところ」だからです。
対策をしないで面接を受けるという人はほとんどいないと思います。
応募者は「これを聞かれたら、こう答えよう」と前もって準備をしています。
だからこそ、面接担当者は、その人の「素の状態」を知ろうとします。
見る人は面接前の「会社の敷地に入ってくるところ」から見ています。
例えば「スマホを触りながら敷地に入ってくる人」、「下を向きながら歩いている人」、駐車場がある会社なら「車から出てくる時の様子」と、その人の普段の様子が分かりやすいのです。
受付時も気をつけなければなりません。
多くの企業では、受付で面接に来た旨を伝え、面接担当者が来るのを待ちますが、面接担当者は受付対応した社員にも印象を聞きます。
挨拶は元気だったか、第一印象はどうだったか。
場合によっては受付でいきなり面接担当者と会う場合もありますので、挨拶はとても重要です。
面接は「第一印象」で結果が左右するといっても過言ではありません。
人のコミュニケーションには「3・3・3の法則」というのが有名ですが、
第一印象は「3秒」で決まります。
面接担当者と会って「今日はよろしくお願いします」と挨拶をした段階で相手の印象はほぼ決まっています。
第一印象が悪いと、その後、どんな良い事を話してもアピールになりません。
面接は「中身で勝負だ」と思っていても、例えば、「身だしなみがだらしない人」、「挨拶の声が小さく、元気が無い」、「時間に遅れてくる人」、このような状況でどれだけ、
「御社が第一志望でどうしても入社したい」と力説したところで企業は採用したいと思うでしょうか?
だからこそ、皆さんが面接で損をしない様、人に与える印象は意識してください。
面接では完ぺきに話そう思わなくても問題ありません。
面接は、うまくいくことも、失敗したなと思う事もあり、自分ではコントロールが難しいです。
しかし、人に与える第一印象は、自分で対策ができ、コントロールできる部分です。
ぜひ、実践してみてください。
第一印象を良くするポイントをまとめると、
- ・会社の敷地に入るところから見られていると思って振る舞う
- ・身だしなみ(髪型、男性は髭、スーツ、靴やカバンの手入れ)
- ・受付には面接時間の5分前くらいに入る(早すぎもNGです)
- ・受付から元気で明るい挨拶や対応
今回のブログが就活中の皆さんに少しでも一助となれば幸いです。
次は「面接の対策」についてご紹介します。