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木質ボードとSDGsの関わりについて

皆さんは「SDGs」という言葉を聞いたことはありますか?
「持続可能な開発目標」という意味で、持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現のため各国が取り組まなければならない17の目標のことを指します。

近年から様々なメディアやバラエティでも取り上げられるようになりましたが、実は弊社が製造している低圧メラミン化粧ボード「メラスパン」や「メラフィット」の材料のひとつも関係があるのはご存じでしたか?

そこで今回は木質ボードとSDGsの関わりについて解説します。

目次

 

SDGsとは


 

SDGsとは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略で、持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現のため各国が取り組まなければならない17の目標のことを指します。
SDGsというと、環境問題やエコが真っ先にイメージされると思います。
実は、他にもSDGsで掲げられている目標があります。
それは、貧困やジェンダー、経済成長などです。
地球環境の保護はもちろん重視すべき取り組みですが、多様性のある社会を目指す上では、ジェンダー間の不平等や経済的な格差を是正する取り組みが重要となります。
現在、日本を含めた世界の多くの企業が積極的にSDGsに取り組んでいます。

木質ボードとSDGsの関わり


 

では、木質ボードがSDGsとどんな関連があるか見ていきましょう。
日本繊維板工業会には、木質ボードの取り組みに以下のものがあげられると記載されています。

・有害物質を排除した原料チップを使用
・生産における資源効率改善(水・原料)
・バイオマスボイラーの利用。エネルギー使用量を把握し削減に取り組む
・使用化学物質を把握し環境負荷の低減に取り組んでいる
・リサイクル木材の硬度有効利用、未利用木材の活用
・木材のマテリアルリサイクルによる炭素固定期間の長期化
・国産材、地域産材、間伐材活用による水源林の保全
・グリーン調達にかなう資材提供。産官学やサプライチェーンとの連携

これらは木質ボードの製造の際にSDGsと関連のある取り組みの一例です。
そして、こうした製品を活用していくことで、循環型社会へ貢献することができます。

家具への活用で循環型社会に貢献


 

弊社は木質ボードである、「パーティクルボード」の積極的な活用をおこなっています。
弊社では低圧メラミン化粧ボード、高圧メラミン化粧板の基材にパーティクルボードを採用しています。
また、使用しているパーティクルボードは日本工業繊維会が制定する「木質ボード環境宣言・リサイクルマーク」の使用承認を受けた材料使用しています。
これらを天板に加工することで、循環型社会に貢献しています。

また、廃材となったパーティクルボードはサーマルリサイクルとして暖房設備等に有効活用しています。


 

弊社では、低圧メラミン化粧ボード「メラスパン」「メラフィット」の製造から加工を一貫して行っています。

メラスパンは、使いやすい色柄を選定し、単色・木目柄併せて常時20種類以上取り揃え小ロット受注にも対応しています。
メラスパンのサンプルは実際に手に取っていただくことも可能です。
サンプルをお送りしておりますので気になった方はこちらから会員登録後、お申し込みください。

弊社では、Zoomによるオンライン会議、打ち合わせも対応が可能です。
ご希望のお客様、お取引様は弊社担当営業、または問い合わせフォームにて、お気軽にお申し付けください。

参考文献
出典:林野庁(https://www.rinya.maff.go.jp/j/sanson/kigyou/csv/190520.html
出典:日本繊維板工業会(https://jfpma.jp/shiryo/

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