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“木質バイオマス”とパーティクルボードのつながり

皆さんは「木質バイオマス」という言葉をご存じですか?
「バイオマス」という言葉はバイオマス発電といったように使われているので、聞いたことはあるかと思います。

今回は木質バイオマスの解説とパーティクルボードとのつながりについてお話ししたいと思います。

以前のブログで取り上げた「カーボンニュートラル」ともつながっている話ですので、前回の記事も是非読んでみてください!

目次

  • ・木質バイオマスとは
  • ・木質バイオマスの区分
  • ・パーティクルボードとの関連性
  • ・最後に

 

木質バイオマスとは


 

バイオマスとは、生物資源(bio)の量(mass)を表す言葉であり、「再生可能な、生物由来の有機性資源(化石燃料は除く)」のことを指します。

そのなかでも、木材からなるバイオマスのことを「木質バイオマス」と呼びます。

木質バイオマスを利用するメリットとして、二酸化炭素の排出を抑え、地球温暖化を防止するというものがあります。

上記の図のように、木材を無駄なく活用することで、大気中の二酸化炭素濃度に影響を与えない、「カーボンニュートラル」を実現できる可能性を秘めています。

木質バイオマスの区分


 

木質バイオマスは、1. 林地残材、2. 製材工場端材、3. 建設発生木材の3つの区分に分けられます。

1. 林地未使用材

 
間伐・主伐により伐採された木材のうち、製材に使えない細い木や枝葉、切り株など未利用のまま林内に残されているものです。

そのままにしておくと下草が生えず地盤が緩んで土砂災害を誘引するばかりか、腐敗の過程で二酸化炭素を排出してしまいます。

林地未使用材は、上記のグラフからわかるように、ほとんど資源として活用されていません。
今後、いかに効率よく再利用できるかが課題です。

2. 製材工場端材

 
製材工場から発生する樹皮や背板、のこ屑などで、ほとんどが製紙原料、燃料、家畜敷料などの用途で利用されています。

3. 建設発生木材

 
住宅などを建設や解体する際に発生する木材です。ほとんどが燃料や木質ボードなどの用途で利用されています。
弊社のメラスパン、メラフィットの芯材として利用しているパーティクルボードもこの木材を一部活用したものになります。

パーティクルボードとの関連性


 

パーティクルボードは、その原材料の82.4%(業界平均、平成18年実績)が建築解体材由来のチップで構成されています。

つまり先ほどの 3. 建築発生木材から構成されており、資源としてかなり有効に活用されている例といえます。
木材資源を有効に活用するうえで、廃材を単に燃焼させるのではなく、パーティクルボードとしてカスケード型の利用をすることがカーボンニュートラルの観点からも重要です。

加工の際に出来た廃材も、工場に併設されているボイラーを通し、「サーマルリサイクル」として暖房設備等に有効活用しています。

最後に


 
冒頭でお伝えしたように、木質バイオマスとカーボンニュートラルは密接なつながりがあります。

また、エネルギー需要の多くを化石燃料に頼っている中で、エネルギー源の多様化、リスクの分散という意味からもバイオマスエネルギーの利用を広げていく必要があります。

今後は、年間約2,000万m3(推計)発生している未利用間伐材を有効活用できれば、エネルギーとしての価値がより上がるのではないかと思われます。

弊社では、低圧メラミン化粧ボード「メラスパン」「メラフィット」の製造から加工を一貫して行っています。

メラスパンは、使いやすい色柄を選定し、単色・木目柄併せて常時20種類以上取り揃え小ロット受注にも対応しています。
メラスパンのサンプルは実際に手に取っていただくことも可能です。
サンプルをお送りしておりますので気になった方はこちらから会員登録後、お申し込みください。

弊社では、Zoomによるオンライン会議、打ち合わせも対応が可能です。
ご希望のお客様、お取引様は弊社担当営業、または問い合わせフォームにて、お気軽にお申し付けください。

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